最初で最後 Miss Saigon
MusicalはNEWYORKでCat’sを見て「これは!」と思ったのが
最初で、その後、LONDONで同じくCat’sとレ・ミゼラブルを見ました。
そんなわけで当初、海外産の日本版は見る気がなかったわけですが、
「見てみようかな」という気が起こり、見てきました。
Miss Saigonです。
何分にも千秋楽が迫っている事もあり、急だったのですが前日に予約してみて
びっくり。なんと最前列でした。
キャストは市村エンジニア、入絵キム、安崎クリス、園岡ジョン。
やはり、日本だとキャストを気にしてしまうのでしょうか。
終わったあと、別の人が演じたらどうなんだろうと気になります。
本当は別キャストでも見たいと思うのですが、もう無理でしょうね。
俳優を身近に感じて、ミーハーな気分になってしまうのは日本版の良いところで
もあると思うのですが、それではテレビや映画と同じです。Musicalという
観点でみれば、まだまだ日本は本物にはなれないというのが正直な感想です。
でも、ミーハー気分に割り切ってしまえばそういう意味でおもしろい。
歌がうまいと思ったのは園岡ジョン。あとでプログラムをみたら、ジョンは歌が
うまい人を選んだようで納得。(ブイ・ドイがあるからかな。)
入絵キムは、前半の初々しいキムがぴったりはまっていて良かった。
市村エンジニアは、「エンジニアってこんなにかっこ良くていいんだろうか?」
と疑問がわくほど舞台に映えていた。
安崎クリスは後半の苦悩ぶりが感動を誘います。
舞台装置も金かけたって感じだし、最後の小花束もらったし(最前列の特権?)
楽しい1日でありました。
<後日談>
冒頭で「最初で最後」なんて言っていますが、実は千秋楽直前に再度行って
います。なんと、立ち見席でした。(通路に座れるんですけどね。)
笹野エンジニア、本田キムでした。
<おまけ>
ちなみに、上記、Cat’sなんて、もろにつづりが違っていますね。若い。。。
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