作詞:アイラ・ガーシュイン 作曲:ジョージ・ガーシュイン
台本:ケン・ルドウィッグ オリジナル振付:スーザン・ストローマン
オリジナル演出:マイク・オクレント 日本語歌詞:和田誠/高橋由美子
演出・振付(スーパーバイザー)古澤 勇 企画・制作:浅利慶太
美術(スーパーバイザー):土屋茂昭 照明(スーパーバイザー):沢田祐二
主催:劇団四季/フジテレビ 特別協賛:田崎真珠
1994年3月6日(日) 13:00開演 2階A列33番
ボビー・チャイルド :荒川 務 ポリー・ベイカー :保坂 知寿
ランク・ホーキンス :川原洋一郎 アイリーン・ロス :末次美沙緒
ベラ・ザングラー :岡本 隆生 エベレット・ベーカー :松下 武史
ボビーの母 :北村 昌子 テス :桑原 美樹
ユージン・フォーダー:高桑 満 パトリシア・フォーダー:斉藤 昭子
アンサンブル 中井敬二、八巻 大、長谷川輝、澤村明仁、松浦勇治、松澤潤一、
羽根渕章洋、遠藤敏彦、関与志雄、宮川政洋、
秋本みな子、吉田やす子、小野佳寿子、黒田祐枝、山本靖子、
鍋谷 明、工藤伸子、小林由佳、木内裕子
これが古き良きミュージカルってやつ? なんていうか、明るいよね。ミス・サイゴンとか
とは全然ちがう感じ。アメリカって感じだよねー。
ストーリーもラブ・ストーリーで「ひとめ惚れ」からもう一直線!っていうのが軽い調子で
よろしい。単純だしもう細かいことは気にせずに楽しんじゃおう、という作品。間違っても
「いくらザングラーに変装してても普通気付くだろう。」とか思っちゃいけないんだ。
ダンスもたくさん。なんと言ってもタップダンス。これも軽快でスカッとする。
主役の荒川ボビーはしなやかな動きがいい。元アイドルスターだったらしいけど、ボビーと
して歌って踊ってる方が似合ってるような気がするし何よりもカッコいい。
保坂ポリーは歌がパワフル。コブシが効いていてさすがは主役。スターだなぁ。
曲はどれも良くて、ノリノリ系、しっとり系どれも覚えやすいメロディー。「アイ・ガット
・リズム」はやはり盛り上がるねー。他にもいろいんな所で聞いたことがある曲がたくさん。
半世紀以上前から聞かれ続けている曲だから当然だろうけど。
ラブソング中心の歌詞の中でも、夢をあきらめずやればできる、みたいな恋愛以外の人生の
応援歌みたいにもとれるのもあり、いろいろな世代に受け入れられる作品ではないかと思う。
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