阪神大震災チャリティー公演「CAROUSEL 回転木馬」
 主催: NHK厚生文化事業団、NHKプロモーション 音楽:リチャード・ロジャース 脚本/作詞: オスカー・ハマースタイン 2 世 潤色: ベンジャミン・F・グレイザー   振付: サー・ケネス・マクミラン     装置: ボブ・クロウリー     演出: ニコラス・ハイトナー         翻訳: 酒井 洋子 訳詞: 岩谷 時子    製作: 東宝            観劇日: 95年6月19日(月)17:45 〜 21:00             会場 : 帝国劇場 1階M列10番(S席)   出演者:   ジュリー    …涼風真世   ビリー       …石川 禅   キャリー    …吉岡小鼓音  スノウ       …林アキラ   ジガー     …市村正親   ネティ       …清水菜穂子    マリン夫人   …大空眞弓 スターキーパー   …滝田裕介    ルイーズ    …宮内真理子  フェアグランドボーイ…森田健太郎    バスコム氏   …金田龍之介          プレビュー期間中に行われた阪神大震災チャリティ公演です。  席は1階M列下手ブロック(S席)です。正直言って¥10000だから観よう  と思ったし¥10000だから結構満足して帰って来ました。  開演前に市村さんがごあいさつ。今回のチャリティ公演のきっかけを説明されました。 神戸のファンの方が震災後、回転木馬グランドコンサートを観て「人生ひとりではない」 の歌を聞き勇気が出たという話です。市村さんも、震災時は神戸にいたそうで、 この声が人ごととは思えず、今回のチャリティー公演の実現を待っていたそうです。 さて、内容ですが、セットは確かに豪華できれいでダンス(バレエ)もすばらしいが、 これに東宝が通常料金に設定した大金を払う価値はないように思いました。 このミュージカルに限らず、東宝のミュージカル全般に言えることなのですが、  高いですね。値段が。それに役者の粒が揃ってなくて、歌もあまりうまくない。 回転木馬を見た数日後に劇団四季のウエストサイドストーリーを見に行ったのですが、 歌のレベルの差は明らかでした。 ストーリーもまあいい。音楽もとてもいい。(ロンドン版CDも買ったし。) 作品は好きになれそうですが、どうも納得できないものが残ります。 <参考>  プレビュー公演料金  S 席 14,500 円、A 席 9,000 円、 B 席 4,000 円  本公演料金  S 席 15,500 円、A 席 10,000 円、 B 席 5,000 円  チャリティー公演料金  S 席 10,000 円、A 席 7,000 円、 B 席 3,000 円 <後日談>  とはいいつつ、ちゃんと本公演も観に行ったのでした。  7月25日(火) 5:45開演 1階W列44番(S席)  キャストは、 ジュリー    …鈴木ほのか  ビリー       …石川 禅   キャリー    …佐渡寧子   スノウ     …岸田智史    ジガー     …市村正親   ネティ       …清水菜穂子    マリン夫人   …大空真弓 スターキーパー   …滝田裕介    ルイーズ    …渡部美咲  フェアグランドボーイ…森田健太郎    バスコム氏   …金田龍之介
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