宝塚歌劇団 月組公演
ガイズ&ドールズ
東京宝塚劇場
原作:デイモン・ラニヨン 音楽・作詞:フランク・レッサー
脚本:ジョー・スワーリング、エイブ・バローズ 音楽:吉田優子、鞍富真一
翻訳:青井陽治 訳詩:岩谷時子 脚色・演出:酒井澄夫 演出:三木章雄
振付:ケンジ中尾、麻咲梨乃、若央りさ 衣装:有村 淳 照明:勝柴次朗
公演期間: 2002年3月29日(金)〜 5月 6日(月・祝)
料金:S席¥12,500 A席¥8,000 B席¥4,000
スカイ・マスタースン:紫吹 淳 サラ・ブラウン :映美くらら
ネイサン・デトロイト:大和 悠河 アデレイド :霧矢 大夢
ビッグ・ジュール :汐美 真帆 ナイスリー・ジョンソン :大空 祐飛
ブラニガン警部 :立 ともみ カートライト将軍 :夏河 ゆら
ジョーイ・ビルトモア:光樹すばる アガサ :美原 志帆
ミミ :美々 杏里 アーバイド・アバーナシー:嘉月 絵理
クロスビー :夏輝 れお ベニ―・サウスストリート:月船さらら
ハリー・ザ・ホース :越乃リュウ アンジー・ザ・オックス :大樹 槙
フランク :紫城 るい ラスティ・チャーリー :北翔 海莉
マイケル :一色 瑠加 ジェリー :楠 恵華
タバサ :茜 みつ希 カルヴィン :麻真 もゆ
マーサ :穂波亜莉亜 クバーナの歌手(男) :研 ルイス
クバーナの歌手(女):花瀬みずか クバーナの歌手(女) :花城アリア
観劇日:2002年4月26日(金)13:30〜 2階13列1番(B席)
仮設だった1000Days劇場から新しい東京宝塚劇場になり、初めてここに踏み入れた。
外見こそ近代的な高層ビルなのだが、内部はやはりその劇団イメージと同様に華やかである。
作品は海外の古典作品で宝塚での初演は1984年、主役は今でも大活躍の大地真央&黒木瞳
だったそうだ。宝塚でも重要なレパートリーなのだろう。1993年には田原俊彦のスカイで
東宝が上演したそうで確かにイメージ的にはいい。
主人公をはじめ殆どの男の登場人物(Guys)はギャンブラーということだが、日本でいう博打
打ちとか競馬仲間みたいな感じは毛頭なく、スーツを着こなしたオシャレな「賭け事に嵩じる
人々」である。ファッショナブルなスーツに帽子、口ヒゲ、というスタイルは宝塚としては
かなりファンにウケが良いのだろう。観ていても長身の男役のそのビジュアルは男目にしても
かなり注目の的である。
主役の紫吹淳がまたスラっとした長身で映える。髪型はちょっとチリヂリ系でどうかと思った
がなかなか特徴があっていい。さすがはトップ俳優である。かわいらしい顔立ちの映美くらら
はちょっと地味な感じだが、ギャンブラーに恋してしまうカタギ(?)の真面目娘という役に
はピッタリだ。
曲もいい感じだ。タイトルは知りつつもあまり曲は聞いた事がなかったが、そんなに古臭くも
なく、タイトル曲などはほどよいスィング調で心地よい。フランク・レッサーは四季で上演
している「アンデルセン」も作っているが、舞台がデンマークとアメリカと違うためか全然
違う感じの曲になっているのがいい。こちらはやはりアメリカ(特にブロードウェイ)っぽさ
が強くする。
劇中何度も何度も繰り返されるセリフ「クラップやろうぜ!」が癖になるほど擦り込まれた。
で、そもそもクラップってどんな遊びなんだろう。プログラムにちょっと解説があったが、
こういうものはやってみないとわからない。。。。。
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