オペラ座の怪人
京都劇場
2002年11月16日(土)17:40〜
オペラ座の怪人 :高井 治 クリスティーヌ・ダーエ :大前さおり
ラウル・シャニュイ子爵 :鈴木涼太 カルロッタ・ジュディチェルリ:種子島美樹
メグ・ジリー :石倉康子 マダム・ジリー :西島美子
ムッシュー・アンドレ :林 和男 ムッシュー・フィルマン :青木 朗
ウバルド・ピアンジ :半場俊一郎 ムッシュー・レイエ :立岡 晃
ムッシュー・ルフェーブル:深見正博 ジョセフ・ブケー :澤 一孝
男性アンサンブル
谷淳三、内海雅智、三原康志、孔大愚、長裕二、斉藤翔、才加志実
女性アンサンブル
井田智子、岩本潤子、中島さやか、笠井真由美、渋谷美由紀、中川愛子、鍋谷明、
鷹栖千香、堀水菜子、安食智紀、片岡恵理子、安那瑞穂
さすがに前回見た東京公演から3年も経って、京都まで来ると全く今までと違うメイン
キャストになっている。どの公演にも言えることであるが、何年もかけてロングラン、
あるいは再演していくと新キャストが出て来たり、昇進(?)する人たちもいて結構
おもしろいが、ホントに質の低下が心配である。確かに驚くべき逸材の登場というのも
あるが、何カ所も同時公演している劇団四季だから気をつけて欲しいと切に願う。
仙台から登場の高井ファントムは初めて見たがオペラ出身なのでテノール系の声はいい
感じ。高音も結構響く。「Music of the night」のねっとりとした歌い方もいい。
何よりもスラっとしていてスマートなのが良い。鈴木ラウルは華奢な体付きでちょっと
たよりないイメージがあったが「All I ask of You」もかなり低音がよく出ていていい
感じである。大前クリスティーヌはあまり目立たず無難なクリスティーヌといった感じ。
劇場は駅の構内にあって新しいのでなかなかいい雰囲気である。その京都で初めて
ミュージカルを観るということもあったが、何回も観た作品なので懐かしい気分も強く、
気持ちも昂り、細かいツッコミもせず久しぶりに日本のファントムを堪能した。
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