脚本・作詞 ジョン・デンプセイ 音楽 ダナ・P・ロウ
訳 丹野 郁弓 日本版演出 山田 和也
製作 坂本 義和/吉田 訓和
ダリル・ヴァン・ホーン 陣内孝則 アレクサンドラ・スポフォード 一路真輝
ジェーン・スマート 涼風真世 スーキー・ルージュモント 森公美子
フェリシア・ガブリエル 大浦みずき クライド・ガブリエル 安原義人
ジェニファー・ガブリエル 笹本玲奈 マイケル・スポフォード 新納慎也
フィデル 及川 健 リトルガール 小此木麻里
ホーマー・パーリー 小西のりゆき マージ・パーリー 今井あずさ
エド・パースリー 武内 耕 ブレンダ・パースリー 福麻むつ美
ジミ―・スペンサー さけもとあきら エイミー・スペンサー 尹 嬉淑
ジョー・マリノ 砂川直人 ジーナ・マリノ 飯田容子
トビー・マリノ 西村直人 レベッカ・マリノ 徳垣友子
ヘンリーパティソン 河岡裕門 フラニ―・パティソン 田中利花
ボブ・パティソン 原田優一 マーシー・パテイソン 難波美妃
泉拓允、田澤啓明、中山昇、松澤重雄、三原康可、矢部貴将、
秋山エリサ、家塚敦子、伽藍琳、園山晴子、豊福美幸、Belle
公演期間:2003年12月2日(火)〜2003年12月29日(月)
料金:S席12,500円 A席8,000円 B席4,000円(税込)
観劇日:2003年12月17日 13:00〜 2FI列22番(B席)
ロンドンで観たこの作品、いくら大御所キャメロン・マッキントッシュのプロデュースと
言えどもまさか日本でやるとは思わなかった。しかも、主人公のダリルが陣内孝則とは。
確かにロック系でキャラクターのキャスティング的には順当。でも、九州弁でトレンディ
ドラマ調のギャグを飛ばすダリルはちょっと違うなー、と思わざるを得ない。
女3人組は3人とも歌えているしいい感じである。1幕ラストで3人組がフライングで
宙に浮いた時に一番、歓声が高いのがスーキーで、観客のウケはいいのであるが、企画側
もそれ狙いのキャスティングということなのだろうか。(ちなみにロンドンのスーキーは
普通の体型です。)
女3人組が活躍するミュージカルといえば、もしかして「マンマ・ミーア!」にあや
かっての日本上演、という狙いもあったのかもしれないが、ロンドンでも同時期にやって
いたけどこの作品は先にクローズしてしまったしなぁ。
フェリシアのマジック(?)シーンは結構、この作品の見どころであるが、もっと上手に
さりげなくやって欲しい。クライドはいい感じ。結構テレビとかでもいい味を出している
役者さんなので、ソロ歌のない役ながら舞台上で芸達者ぶりを発揮してたと思う。
笹本ジェニファーがかわいくていい感じ。歌はあまりじっくり聞けなかったがミス・サイ
ゴンのキムは楽しみである。
セットは日本向けか? 女体と唇を模したイメージの舞台であるが私はあまり好きでは
ない。ロンドンはもっと普通のセットだったと思うけど。
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