Conceived and developed by DEVID DE SILVA Book by JOSE FERNANDEZ
Lyrics by JACQUES LEVY Music by STEVE MARGOSHES
Title Song “FAME”written by Dean Pitchford and Michael Gore
演出・日本語台本:西田直木 音楽監督:中田真一郎
振付:吉田 潔/阿部雅浩 美術:野村真紀 衣裳:石井早苗
照明:市ヶ谷昌典 歌唱指導:神ゆかり 演出助手:松井みずき
主催:(財)東京都歴史文化財団 東京芸術劇場(株)スイセイ・ミュージカル
エスター・シャーマン:安奈 淳 グレタ・ベル :旺なつき
シャインコフ :田代久雄 メイヤーズ :岡本 新
ニック :吉田要士 セリーナ :小高花織
シュロモ :吉田 潔 カルメン :相原奈保子
タイロン :笠原竜司 メイベル :福島桂子
ジョー :松風雅也 アイリス :曽我部雅子
グッドマン :加藤大治郎 ラムチョップス:山本映子
アンサンブル:
安中淳也、安間千紘、石川真結、石山 愛、井上晴賀、岡 綾絵、金山阿希、
川瀬美和、木田みのり、佐羽こよみ、茂野陽子、杉山有太、鷹野浩之、
田村 圭、富塚清衛、富永友紀、中森彩香、西田玲子、藤井珠魅、前納依里子、
丸山さやか、水那れお、八木みのり 、山根三和、吉井 維、吉村美喜子
Students:
鬼山彩子、河崎麻栄、木原もも、坐間紀子、紫音、武田一絵、土生麻衣子、
広瀬智子、的野昭子、宮田章子
他 劇団スイセイ・ミュージカル
公演期間:2005年2月3日(木)〜2005年2月7日(月)
座席料金:S-\7,500 A-\6,500
観劇日: 2005年2月6日 17時30分〜 2階B列35番(S席)
最近ロンドンやニューヨークで観て結構気に入った作品。日本ではスイセイ・ミュージカルが
かなり昔からレパートリーとしているようで、私は日本語上演は観たことないどころかスイセイ
の他作品さえ観たことがない。今回、ニューバージョンと宣伝していてロゴも同じようだから
ロンドンやニューヨークのバージョンを踏襲していると思われる。
幕開けしてまず感じたことは、人数の多さ。キャスト表でもわかる通り、メインキャスト&
アンサンブルの他にStudentsや「他劇団スイセイ・ミュージカル」というのもあり、多分研究
生か何かか? とりあえず人数では圧倒されるのでいないよりはいた方がいいだろう。公式
ホームページでは総勢55名+バンド8名となっている。すごい。ただし、アンサンブル、
Studentsともにほとんどが女ばかりだ。逆に人材不足を感じさせる結果になってマイナスにも
感じる。
バンド8名と言っているが、これが最悪。音が大き過ぎるのだ。マイクの関係か役者の力量
なのかもしれないが、アップテンポ曲な盛り上がりナンバーになるとうるさすぎて役者の声
(歌詞)が聞こえず何言ってるのかわからない。ただ騒いでるだけに聞こえてかわいそう。
アップテンポで自分たちがノリノリでなりふりかまわず音を出しているように思える。バンド
が主役のコンサートじゃないんだから、ちゃんとミュージカルの音楽(出すべきところとか
押さえるところとか)をやって欲しい。いくら盛り上がる曲でも歌ってる人がソロなら音量を
見てバンドは押さえるべきでしょう。生オケ演奏は歓迎されるべきことだけど、せっかくの
いい作品をバンドが台無しにしていた。2階席でそう思ったのだから1階席はさらにうるさ
かったのではと思う。タイトル曲「FAME」なんかもやたらアップテンポでスピードアップ
しすぎとも思える。
よって肝心の歌がバンドに邪魔されて聞こえないのでキャストの歌に関する感想も残念ながら
あまり言えない。バンドに負けじと声量を出せた人もいなかったし。バラードの方はちゃんと
聞こえていたので、カルメンがシュロモの音楽に歌詞をつけて二人で歌うシーンなどはやはり
良かった。
外見では吉田シュロモがいい感じ。えなりかずきが大きくなった様子でキャラによくあって
いる。ただし振付も兼務しているのでダンサーとしてメインで踊ることも多く、キャラ的には
ギャップあり。笠原タイロンもビジュアル的に合っていてびっくりした。なかなか日本人で
タイロンがピッタリくる人はいないだろう。お笑いキャラの福島メイベルも熱演。
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