ライオンキング
JR東日本アートセンター 四季劇場「春」
    ラフィキ   :康  理愛        ムファサ  :内田 圭
    ザズ     :雲田 隆弘        スカー   :下村 尊則
    ヤング シンバ:長谷川成義        ヤング ナラ:杉田 真帆
    シェンジ   :青木 豊美        バンザイ  :太田 浩人
    エド     :古野 健         ティモン  :藤川 和彦
    プンバァ   :イ ムヒョン       シンバ   :友石 竜也
    ナラ     :上田亜希子        サラビ   :井田 智子
  <男性アンサンブル>
  小原 勉、賀山祐介、武智正光、奈良坂 紀、井上隆司、黒川 輝、伊藤丈雄、
  李 昌原、片山崇志、虎尾信弘、小松真太郎、丸山田加賜、中島淳治、イ ギドン
  <女性アンサンブル>
  野田久美子、鈴木由佳乃、寺西紀子、玉井明美、藤井智子、鄭 雅美、
  岸 千恵子、朴 哉垠、松下沙樹、岩沢英美、金井紗智子、山下るみ子
 
     観劇日: 2005年7月27日(水)13:30〜  2階J列25番

 実に1999年(開幕直後)以来の四季の「ライオンキング」である。さすがに6年
 以上も経つと役者が総入れ替わり状態だ。アンサンブルを経てメインキャストになった
 人もいる。その中でオリジナルの下村スカーがこの時期に戻っていて見れたのは奇跡
 だろう。6年前も良かったが年を取って落ち着いた感じにもなり低音もバッチリで
 さらにスカーらしくなったみたいである。というか結局、他の人のスカーは見ていない
 ままの感想になのだが。あとは上田ナラが今回のキャストの中ではいい感じだった。
 とにもかくにも冒頭のサークル・オブ・ライフはいいシーンである。

 久しぶりの観劇ということで事前に公式サイトでキャストチェックなどして楽しみ度を
 増してたりしてたわけだが、ムファサ役は直前まで未定だった。サイトのキャスト公表
 方式が日別でなくて週別になり、役によっては複数の名前が載るような方式に変更に
 なって、結構直前まで未定や変更がありうる状態になりつつあるのだろう。
 ところでこの作品でいうと前半と後半で登場人物が違ったりするので、いざとなれば
 同公演で2役やることも可能ではないだろうか。つまりはシンバとムファサである。
 確かにタイプや音域が違うだろうが、なにより親子なんだし、2幕の水に写る自分を
 見るシーンはよりリアルになるだろう。四季には確かシンバとムファサ両方経験した
 役者がいたはず。ロングランしているとシンバ役者がそのうちムファサ役になることも
 あるだろうし、いつか同時にやっているのを見てみたいものである。

 開演前は隣の「秋」で「夢から醒めた夢」をやっている関係上、劇場の外やロビーが
 遊園地状態だった。子供には結構好評なようである。さらにこの日修学旅行観劇の
 団体(劇場前のバスから広島市だったと思う)もいて賑わっていた。
 
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