特別協賛:資生堂 特別協力:JR東日本 後援:品川区
グリザベラ:坂本 泰子 オールドデュトロノミー:石井 健三
ジェリーロラム=グリドルボーン:木村 花代 アスパラガス=グロウルタイガー/
ジェニエニドッツ:高島田 薫 バストファジョーンズ:キム スンラ
ランペルティーザ:王 クン マンカストラップ:趙 宇
ディミータ:団 こと葉 ラムタムタガー:福井 晶一
ボンバルリーナ:池田さやか ミストフェリーズ:松島 勇気
シラバブ:荒井 香織 マンゴジェリー:李 涛
タントミール:滝沢 由佳 スキンブルシャンクス:ユ チャンミン
ジェミマ:飛田 万里 コリコパット:徐 元博
ヴィクトリア:金井紗智子 ランパスキャット:幸田 亮一
カッサンドラ:井藤 湊香 カーバケッティ:村瀬 美音
ギルバート:千葉ヒカル
マキャヴィティ:高 榮彬
タンブルブルータス:山口 博之
観劇日: 2005年8月11日(木)18:30〜 2階R列6番
(ジェリクル・ギャラリー席 7350円)
久しぶりの東京公演ということで観に行った。キャストもだいぶ変わっている。今回の公演の
目玉として、2階サイドにジェリクル・ギャラリー席というのが新設された。より円形的劇場
っぽい感じを狙ったのであろうか。もちろん、その新設の席で鑑賞する。
実際行ってみると横というよりほとんど後ろに近い。猫達の群舞は後ろから観る感じになるが
何回も観た人からすれば結構新鮮でなかなかいい。俳優の顔を見るというより、客席にいる客
を見る構図になり、はっきり言って出演者気分だ。スキンブルシャンクスが見渡す目線と同じ
感じでみんなを見たり、舞台右上にいるグリザベラを見ている猫たちをグリザベラのつもりで
見下ろすこともできる。群舞の時も客席で見ると左右逆でただ見るしかできないが、後ろから
見るとそのまま手足を動かして真似できたりするので振りを覚えるにもいいかも。
そして、客席の反応もその都度良くわかる。これも滅多にできない経験だろう。
空席もよくわかり、ちらほらあったが最前列センターが1席開いているのがとても目立った。
もったいない。
役者は前回見た時よりほとんど変わっていて若干寂しい。ずいぶん時が経ったんだなぁ、と
自分の年齢も感じ、それも寂しい。グロウルタイガーの場面、千葉ギルバートの殺陣がやはり
秀逸。キムスンラのグロウルタイガーも印象的。木村グリドルボーンもなかなかいい感じ。歌
だけの人だと思っていたがダンスもいい。坂本グリザベラ、石井デュトロノミーなどベテラン
もきっちり抑えている。中国系の俳優陣も増えたが日本語は気にならない。進行役でセリフも
多い趙マンカストラップもバッチリだった。
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