ウェストサイド物語
四季劇場 秋
        公演期間:2007年9月8日(土)〜2008年1月28日(月)   観劇日:2008年1月24日 13時30分開演  2F8列32番(C席)   ジェット団    リフ      :松島 勇気    トニー     :阿久津陽一郎     アクション   :大塚 俊     A−ラブ    :大塚 道人    ベイビー・ジョン:厂原 時也    スノーボーイ  :丹下 博喜    ビッグ・ディール:萩原 隆匡    ディーゼル   :キム スホ    ジーター    :川口 雄二    グラジェラ   :恒川 愛    ヴェルマ    :宮尾 有香    クラリス    :駅田 郁美    ポーリン    :ソン インミ   ミニー     :王  雪菲    エニィ・ボディズ:石倉 康子   シャーク団    マリア     :花田 えりか   アニタ     :増本 藍    ロザリア    :玉井 明美    コンスェーロ  :村上 絵里子    テレシタ    :高橋 亜衣    フランシスカ  :室井 優    エステラ    :榊原 央絵    マルガリータ  :撫佐 仁美    ベルナルド   :加藤 敬二    チノ      :玉城 任    ペペ      :水原 俊     インディオ   :神谷 凌    アンクシャス  :徳永 義満    ファノ     :村山 剛    ニブルス    :佐藤 雅昭   大人たち     ドック     :緒方 愛香    シュランク   :山口 嘉三    クラプキ    :牧野 公昭    グラッド・ハンド:川口 雄二   Somewhere:久保田彩佳 四季版は14年ぶりか。あー、時の経つのは早いなぁ。 キャストはもちろん全く違う。加藤ベルナルドは、その当時からキャスティングされてた けど今回が初見。若いキャストに囲まれて1人で引っ張っている感じはアリアリだけど、 舞台上では年の差を感じさせないところがすごい。前回は荒川リフを観たのだが、今公演 も先週まで荒川リフだったらしいし、特にこういうダンス系ミュージカルで14年経って も同じ役をやるってすごいよねー。 1週間違いで荒川リフが久しぶりに観れなかったのは少し残念であるが、松島リフも歌が 思った以上に良くてジェット団リーダーとしては上々。阿久津トニーは歌はいいけど、 ちょっと大人な押さえたキャラクターはなんか合ってない。逆に疲れている感じがした。 エニィ・ボディズはやはり目立っており今回も良かった。なかなかおいしいキャラ。 四季では久しぶりの公演とあってキャスティングが安定してないのが気になる。主役級は いろいろな人が試されてる感じ。マリアも4ヶ月の間に4人目だしなぁ。結構パワーが いる作品なのはわかるけど。 それでも、四季はやはりレベル高い。ダンスもキチッと揃っている。四季版以外にも宝塚 版やジャニーズ版も観たが、四季の完成度は群を抜いている。ただ、特有のセリフの言い 方が大げさすぎて不自然だった箇所がいくつか。聴き取りやすいのはもちろんいいのだが、 不自然すぎるのも考えもの。 作品自体もいつ観ても色あせずいいよねぇ。音楽もいい。昨年がブロードウェイ初演から 50周年だったと言うがいつまで経ってもいい作品はいい。
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