The Drowsy Chaperone
        
                   MARQUIS THEATRE (NEWYORK)

                   1.DEC.2007  15:00〜   A6  ORCH   $25.00(Rush)

  Man in Chair           BOB SAGET
  Janet Van De Graaff    MARA DAVI          Robert Martin     TROY BRITTON JOHNSON
  The Drowsy Chaperone   BETH LEAVEL        Aldolpho          JOEY SORGE
  Underling              PETER BARTLETT     Mrs. Tottendale   JO ANNE WORLEY
  Kitty                  JENNIFER SMITH     Feldzieg          GERRY VICHI
  George                 PATRICK WETZEL     Trix              KECIA LEWIS-EVANS
  Gangster #1            JASON KRAVITS      Gangster #2       GARTH KRAVITS

昨日のスト終了記念特別ショー「BROADWAY'S BACK!」でこの作品の舞台と設定が巧みに使われて
いたので、やはり本物も観ておかなくては、、、と言うことで抽選Rushチケットに挑戦。見事に
当選して最前列にて観劇となった。

暗転からナレーションで入るのは昨日と同じ。1人の男を進行役にしてアパートの一室で好きな
ミュージカルを語るという設定は良い。そのミュージカルのタイトルが「The Drowsy Chaperone」
というわけで、舞台上でその話が展開されていく。内容は結婚(結婚式準備)がテーマで、応援
する人あり、邪魔する人あり、でいろいろなことが起こるというよくあるドタバタ劇な感じだが、
新婦がブロードウェイの大スターという設定がいかにもココらしい。

その新婦Janetが結構目立つ。オリジナルキャストがSUTTON FOSTERだったとあって目立つように
作られている、と言った方がいいか。タイトルロールでもある「The Drowsy Chaperone」という
人も出てくるが花嫁の付き添い人で、主役ではないようだ。カーテンコールの順番からしても
主役はやっぱ「Man in Chair」っぽい。BOB SAGETはこれがブロードウェイデビューだそうだが、
TVでは有名人らしい。

劇中劇は2幕構成だが、この演目自体は休憩なしの1幕で続く。その辺りも2枚組のキャスト版
レコードを交換する「Man in Chair」が進行役となり、「お約束」の笑いを誘うシーンとなって
いる構成がうまい。でも、いきなり中国風な劇になってしまっては突飛すぎてカンのいい人には
バレバレだ。

全体的にコメディであり、振付もおもしろくて楽しめる。年齢層が高い出演者が多いが、みんな
結構激しく踊っており、さすがはブロードウェイ。コメディなだけにそれぞれのキャラクターも
濃い。結婚を阻止したいプロデューサーに雇われJanetを誘惑するAldolphoは特に面白い役だ。

劇中ではローラースケートも使われている。「XANADU」「THE LITTLE MERMAID」に続き観劇した
3作品連続で使われているって、よほど流行っているんだね。
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