The Scarlet Pimpernel
MINSKOFF THEATRE (NEWYORK)
8.APL.1998 14:00〜 G15 ORCH $37.50(50%OFF+$2.50)
Percy DOUGLAS SILLS Marguerite CHRISTINE ANDREAS
Chauvelin MARK McGRATH Armand St. Just GILLES CHIASSON
Madame St. Cyr MARINE JAHAN St. Cyr PAUL CASTREE
Marie ELIZABETH WARD Prince of Wales DAVID CROMWELL
Lady Digby SANDY ROSENBERG Lady Llewellyn PAMELA BURRELL
ブロードウェイ観劇最終日、マチネとソワレ何を観るかで、The Lion King
チケットにも挑戦したがキャンセル待ちの長い列に結局見切りをつけてTKTSで
これを購入。The Scaret PimpernelとJekell&HydeというWildhorn作品を両方
とも是非観てみたい作品であったためソワレと合わせて今日はWildhorn DAYに。
MINSKOFF THEATREはSUNSET BOULVARDに続き二度目。特に変わっていないけど
日本の××会館といったよくあるホールと似た建物なのでなんか親近感がある
というかほっとしますね。2階ロビーではおみやげを売っていましたが、
あるといいなと思っていたScaret Pimpernelの花の紋章マークのピンバッチは
なかったので残念。(英字ロゴのやつはあった。)やはり文字よりもあの花の
紋章のがいいですよね。いずれは作ってほしいです。
ChauvelinがTERRENCE MANNではなく代役(普段St. Cyr役をやっている人)で
した。背が低く少し横長体型。DOUGLAS SILLSとライバルというより、いい
ようにからかわれているといった感じだが、しかし、実は頭は切れるぞ。
といった人物でしょうか。その辺もあってかなんかコメディ色が強くもあり、
「The New Musical Adventure」とか「The New Romantic Musical Adventure」
といったようなサブタイトル(?)がついているこのミュージカルですが、
「The New Musical Comedy」かとも思えてしまうくらいであった。
TERRENCE MANNとDOUGLAS SILLSのコンビでも同じ感じなんだろうか。
CHRISTINE ANDREASが、いい味出していました。この人は注目。
新婚の適齢期(?)の娘というには少し越えた感じのルックスですがコメディな
男二人に囲まれても立派なヒロインを演じていました。Margueriteは終始一貫
したキャラクターではなく、少なからず変化していくのでおいしい役ですね。
Prince of Wales役の人も特徴ある顔だちでもうそのまま「貴族」って感じ
でハマっています。でもこの人、別の場面で別の役で出てくるのですが、
特徴のある顔だちなので結構目立ってしまいます。
Frank Wildhornはいい音楽をバランスよく作ります。
冒頭の「Madame Guillotine」から壮麗な迫力あるオーケストラ音楽で私好み。
それからもロマンチックなワルツやダイナミックな集団ソングをつなげて
飽きのこない、音楽構成です。それだけにやはり、セリフ部分がコメディ
っぽいのが・・・・・。
このミュージカルは作品としてはストーリーと音楽は問題なしです。
ただ、演出というか脚本というか装置というかどこかにもう少しアクセント
が欲しいです。せっかく「The New Musical Adventure」と銘うっているの
ですから舞台上で冒険をやってのける、というのがあと一歩だと思う。
日本でやってもそれなりにいける感じはします。
さて、終演後にはお決まりのEFAの挨拶。しかし、その前にDOUGLAS SILLS
が紹介した人物は、ROBERT CUCCIOLI。なんと客席(一階七列目くらいの
センター)で観劇していたのですね。水曜のマチネは別の人がJekellを
やっているのでソワレ出演の前にプライベート観劇だったようです。
(奥さんか恋人かガールフレンドと一緒でした。)
CUCCIOLIさん、紹介されて客席で立ち上がり後ろを向いて礼。なかなか礼儀
正しくサービス精神旺盛。しかし、風貌は恐い。Hydeの顔だー。髪形も。
ロビーでPLAYBILL(The Scaret Pimpernelの。失礼。)にサイン&握手して
もらいましたが、今考えればソワレのチケットに書いてもらえば良かったなー。
で、ソワレのジキルにつづく
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