Jekyll & Hyde
      PLYMOUTH THEATRE (NEWYORK) 8.APL.1998 20:00〜 K2 ORCHO $75.00 Jekyll & Hyde ROBERT CUCCIOLI Lucy LINDA EDER Emma Carew CHRISTIANE NOLL Jhon Utterson GEOFFREY BLAISDELL Sir Danvers Carew BARRIE INGHAM Simon Stride RAYMOND JARAMILLO McLEOD で、Wildhorn DAYソワレの観劇。 ひたすらさっき会ったROBERT CUCCIOLIを観ていて女優の方はあまり観て なかったです。女二人に囲まれて立派なヒーローを演じていました。 This is the momentの時の演技が細かいですね。最初に自分に注射をする  シーンですが腕まくり→ゴムバンドで袖を止める→注射液を注射器に吸い上げる  →消毒する→打つといった段階を踏んでいてなかなか恐怖感や緊張感が伝わって きます。2回目の時は結構省略しているようでしたが。 それから例の一人デュエット(!)。すでに観客にも周知のこととなっているのか  少々客席から笑いも漏れていましたが、わかっていても何が始まったのか一瞬  戸惑ってしまう見事な手法です。ROBERT CUCCIOLIあんたはエライ! この時以外のシーンでも髪をほどいたり結わえたり忙しいカゲの主役はCUCCIOLI の髪の毛ではないだろうか。 Jhonは代役で白人だったがやたらひょろっと背が高い。この人はJekyllの友人 という役柄であるが、Danvers Carew(Emmaの父)と一緒に出てくるシーンとか ではその服装からも「オペラ座の怪人」のアンドレとィルマンのように見える。 そう言えば、巷でもこの作品はそのホラー性からも「オペラ座の怪人」に似て いるという評判。歌詞の中にも「Point of no return」とか「Guardian Angel」 とか出てきますよね。しかし、ファントムはラウルと争うが、ここではJekyll はHydeと争うわけで、つまり自分が自分を襲うというところにはっきりいって スゴさを感じます。比較するなど失礼なしっかりした作品です。ブロードウェイ  では次に「吸血鬼」も控えているそうですが、是非、それぞれのホラー性を  打ち出して「ブロードウェイ怪奇3部作」となって欲しいと思います。(^^;
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