The PHANTOM of the OPERA
CURRAN THEATRE (SAN FRANCISCO) 18.MAR.1995 20:00〜
E108(ORCH) $65.00
The Phantom JOSEPH DELLGER Christine Daae LISA VROMAN
Roul RAYMOND SAAR Carlotta DIANE KETCHIE
Monsieur Andre MICHAEL LACKEY Monsieur Firmin RICHARD GOULD
Madame Giry GLORIA HODES Ubaldo Piangi JHON SWENSON
Meg Giry NANCY OWEN
私のファントム初体験が東京でもない、大阪でもない、BWでも、WEでもなく、
まさかサンフランシスコとは自分でも予想していなかった。たまたま、エアチケット
の関係で立ち寄ったサンフランシスコのしかもホテルのすぐ近くでやっていた、
ファントムオブジオペラ。劇場窓口で「本日の分は売り切れです。」と言われたが、
開演1時間前に再トライしたらなんと、買えてしまったチケット。
奇跡のミュージカルとはこういう事を言うのか???(作品はちがうけど(^^; )
そして、席は5列目センター。シャンデリアの真下。。。。。。。
オークションから始まり、飛び散る火花とともに上昇するシャンデリア。
吸い込まれる緞幕から現れる金の彫刻。(天使?)高まるオーバーチュア。
と、最初の数分でファントムの世界に吸い込まれてしまった。
そして、怪人が鏡の中から現れるともう、その世界に浸り酔ってしまいます。
今回のキャストは、劇場で配られた PERFORMING ARTS (B.W でいうPLAY BILL)
によると代役が多く(キャスト変更のメモが入っている)PHANTOM も通常は、
Andre 役をやっている人が演じていました。しかし、そうとは思えない。
MUSIC OF THE NIGHT や THE POINT OF NO RETURN などはもう陶酔しきって観て
ました。音楽もすばらしいのですが、やはりPHANTOMの歌唱力がものを言う作品
だと思います。終わったあと、もうこのまま日本に帰ってもいい。と思わせるほど
の舞台を観れたことに感謝するとともに、代役のPHANTOM でも凄かったので、
本役、ましてやB.WのPHANTOM などはどうなんだろう?といった気持ちも沸き、
またまた、ハマる作品ができてしまったことで気持ちを整理するのに時間がかかった
次第です。
ちょっと残念なのは、Roul の体格が大きくて(ちょっと太め。)自分が描いて
いた子爵のイメージとは違ったことかな。それから、Andre といえば、四季の沢木
さんの写真で見た眼鏡がトレードマークだと思ってましたが、この人は掛けていな
かった。代役だから??(B.Wの方は掛けていた。)
観客は、B.Wで観るよりも白人の方が多いので外国っていう感じがものすごく
感じられました。B.Wは結構アジア系の人も多く、日本人が隣に座ることもある
し、ロビーでも日本語の「ワーキャー会話」が必ず耳に入ってくるものなのです。
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