FANTASTICS
SULLIVAN STREET PLAYHOUSE (NEWYORK)
    1.DEC.2000 20:00〜 C1 $40.00(50%OFF+$2.50) The Narrator(El Gallo) PAUL BLANKENSHIP The Boy(Matt) MAX von ESSEN The Girl(Luisa) ELIZABETH CHERRY The Boy's Father(Hucklebee) BILL WEEDEN The Girl's Father(Bellomy) WILLIAM TOST The Old Actor(Henry) BRYAN HULL The Man Who Dies(Mortimer) JOEL BERNSTEIN The Mute KIM MOORE The Piano JEREMIE MICHAEL The Harp HANK WHITMIRE  ブロードウェイから遠いので早めに行ったが着いたのは開演20分前。それでも  一番乗りだった。開場(客席案内)は15分前からのこと。2階が40年の歴史を  つづったギャラリーみたいになっているので見てみたが、やたら日本語のチラシ  とかポスターが多かった。開演15分前になって他の客もちらほら。  開場したら客席に案内してもらったが、皆、チケットの席番と違い中央よりの席に  集められる。客席に着くのにステージを通って行くほどのせまい劇場でさらに  端の席の人はは中央に移動できるというのもあって結局50人程しか観客はいな  かった。  しかし、舞台は最高の質。いきなりEl Galloが歌いだす名曲Try to Rememberだけ  でも来た甲斐があったというもの。やはり名曲だ。出演者が少なく劇場が小さい分  親近感や一体感がある舞台なのでそう感じるかもしれないが、いわゆる癒し系の  ミュージカルである。  ストーリー的に見ても老若男女の縮図のような登場人物が織りなす物語で笑いあり  涙ありなのであるが、私的には多分この物語のアクセントであろう、Old Actorと  手下(?)の存在がいささかしつこすぎるように感じた。あっさり目の中にあって  ちょっと濃過ぎる感じ。  小道具が手作り演劇っぽくておもしろいが、中でも紙吹雪は効果的に使われている。  ピアニストがやたら若かった(高校生にも見えそう)がPLAYBILLを見ると結構、  いろいろなオーケストラとも共演している奏者で、MUSICAL DIRECTORでもある  とのことでびっくりした。
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