RADIO CITY
         CHRISTMAS SPECTACULAR
              2001 EDITION

             RADIO CITY MUSIC HALL (NEWYORK)

               22.NOV.2001  16:30〜    B110  3RDMZ1   $44.00

  Santa Claus     CHARLES EDWARD HALL    Mrs. Claus  JESSICA SHERIDAN

 また今年も観てしまった。3年連続になる。
 すでに紅白なんて見なくてもCHRISTMAS SPECTACULARを観ないと年を越せないと
 いった感じになりつつある。しかもまだ11月だ。来年は控えよう。
 でも、この時期に来たら、午前中とか夕方とかマチネでもソワレでもない中途
 半端な時間にやるショーは時間さえあればたくさん観たい舞台好きにはたいへん
 魅力的なのである。
 今年はPLAY BILL状の冊子(HEADLINERという)に立体メガネが添付されている。
 よく子供の頃の雑誌の付録についていたような紙とセロハンでできたものであるが
 目の片方が赤で片方が青というわけではなく両目とも灰色のセロハンだ。
 今年はこれをかけて観るという趣向があるらしい。
 去年や一昨年と違うところは演出がROBERT LONGBOTTOMからMICHAEL CLOWERSに
 変わっている。だから2001 EDITIONというサブタイトルも付いている。
 立体メガネとサブタイトルで何かが変わったという期待感が高まる。
 例の立体メガネをかけて幕が開くと映画が始まる。ようするにサンタが空を飛んで
 いるシーンなのであるが、数秒この飛行シーンが続いてニューヨークへ、そして
 RADIO CITY MUSIC HALLの前へと飛んできて着いてしばらくすると舞台にSanta役
 の俳優が「こんにちは〜」と現れるという、毎年やっている冒頭シーンである。
 でも、今年の映画はやはり立体メガネの威力で迫力があった。目の前にサンタが
 飛んでいる錯覚に陥れるので思わず手が伸びてしまうという、3D映画の分野も
 融合してしまったのだ。ちなみに、立体メガネを使うのはここだけである。
 あとはメガネを外していつも通りショーを楽しむ。
 各シーンは去年と変わらない。第2シーンとかでパンダが自転車に乗って登場
 したりすると、ほのぼの感と懐かしさでなんかいい気分になってくるものである。
 サンタが大量に出てくる第4シーンは今回ようやく数を数えてみたが、18人の
 列が3列(54人)である。で、途中から鏡が後ろに入るのでのべ(?)108人
 ということか。一昨年のROBERT LONGBOTTOM演出版から新規に入った第5シーンも
 そのまま残されていた。しかし、ここは短くなったようなかも。なんかアッサリ
 終わったような気がした。あとはThe Living Nativityまで淡々と進んでいき、
 いつも通り、季節の風物詩として変わらぬ通過点を過ぎたという感じである。

 今年も昨年に引き続き3階で観たが、遠くても舞台がデカいからかかなり見易いの
 がこのホールの良さである。さすがにすごいホールだと来るたびに思います。
 あと、今年は入場時のカバンチェックが厳しかったね。さすがに。
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