THE WITCHES OF EASTWICK
PRINCE OF WALES THEATRE (LONDON)
  14.APL.2001 15:00〜  STALLS B21 £21.25(50%+£2.50) Darryl Van Horne EARL CARPENTER Alexandra Spofford JASNA IVIR Sukie Rougemont MARIA FRIEDMAN Jane Smart JOANNA RIDING Fericia Gabriel ROSEMARY ASHE Michael Spofford PETER JOBACK Jennifer Gabriel CAROLINE SHEEN Clyde Gabriel STEPHEN TATE Rebecca Barnes JOCELYN HAWKYARD Toby Bergman NICK SEARLE Eudora Bryce VALDA AVIKS Fidel GEE WILLIAMS Curtis Halleybread MATT DEMPSEY Mavis Jessup SCARLETT STRALLEN Little Girl SARAH LARK Franny Lovecraft JULIA SUTTON Gina Marino JENNIE DALE Joe Marino TIM WALTON Gretta Neff ANNE MARIE McCORMACK Raymond Neff KEVIN WAINWRIGHT Frank Ogden CHRIS HOLLAND Mabel Ogden ALISON FORBES Brenda Parsley KATHRYN AKIN Ed Parsley TONY STANSFIELD Dr Henry Pattison RICHARD REYNARD Marge Parley LISA PEACE Homer Perley SHAUN HENSON Marcy Wills JEAN McGLYNN Darryl役がIAN McSHANEではなく代役のEARL CARPENTERであったが、背が高くて若く ジム・キャリーを少しハンサムにしたような顔だちでなかなか格好良くて似合って いる。一応ミュージカルコメディということで笑いを誘うシーンも多々あるが、 細かな仕種や動きも良く、表情の変化だけでも笑いが取れる人である。 Joseph and Amaging Technicolor DreamcoatのビデオでNaratorをやっていたMARIA FRIEDMANはなかなか3人衆の中でも光っている。髪も最初はロングでちょっと違和感 があったがDarrylに魅入られた頃からいつものショートヘアになり活発な女に変身。 EASTWICKという町の住民ということからか他のキャストは年配が多く、その多くが 夫婦役でキャスティングされている。アンサンブルによる群舞系ダンスシーンも多々 用意されているが、一曲終わったらみんなハァハァ肩で息をしているのが観客席から もよくわかる。その年配層の中にあるからか、MichaelとJenniferの若いカップルと 特に大活躍するわけではないがシーンのつなぎとしてよく登場するLittle Girlは 目立っていていい味を出している。 曲は印象があるメロディはないが、ノリは良い。やはりそれはDarrylの盛り上げ方 にもよるものと思われ、この役の重要さを示している。 悪魔ということでかなりマジックシーンも取り入れられている。フライングもある が、ピーターパンほどのスピード感はなくゆっくりゆっくり動いて行く、といった 感じである。あとはFericia役のおばさんがおもしろい技を披露してくれる。 終わってみるとなかなか楽しめる舞台ではあるが、いまいちぱっとしないというか もう少し印象に残る新鮮なアクセントが欲しい。今後、他の場所でもやるとすると やはりキャスティングがカギ。Darryl役はもちろんのこと、コンビネーションが ものを言う3人の女性役も重要である。
top